土と灰 — 陶房 / 益子

TSUCHI TO HAI / 2026灰は、燃やした
植物の色をおぼえている。

釉薬に使う灰は、房の裏の栗と楢だけです。木が育った年の雨量で発色が変わるので、同じ色は二度出せません。窯出しのたびに色を測って記録し、番号で呼んでいます。

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今期の釉薬 — 四種

灰被 No.31楢灰 / 還元
粉引 No.08白化粧 / 酸化
柿 No.17鉄釉 / 1240℃
青磁 No.04栗灰 / 還元

ひとつの器にかかる時間

  1. 菊練りと成形土は房の裏の田から掘ったものを2年寝かせて使います。轆轤は1日20個まで。

  2. 削りと高台指で持ったときの重心を、削りの厚みだけで合わせます。

  3. 素焼き 800℃ここで水分を抜きます。急ぐと必ず割れます。

  4. 施釉と本焼き 1240℃薪窯で32時間。温度を上げる速さで灰の色が変わります。

  5. 窯出しと記録色を測って番号をつけ、次の焼成の資料にします。